2009/03/06

無題



 昨晩、嫁と焼き肉食った帰りにぷらぷら歩いてたら通りの向こう側を歩くサラリーマン風の若い男が空き缶を道に捨てるのを見てしまいました。

『道にゴミ捨てるんじゃないわよっ!』 

 こういう時の嫁の反応は感心するくらい早い。もちろん男の耳に届いてるが男は知らんぷり。あ〜あ、余計な事言いやがってとちょっと思いながらも酔いも手伝って、

『だっせ〜なほんまに!』

と、私も発言したら男はちょっと振り向いた。が、そのまま何も無かったようにコンビニに入って行きました。私たちはそのままスルーすれば何事も起こらなかったのに、よりによって嫁が、

『コンビニで明日の買い物する』
と、
『今日はいいよ』
が、
『明日の朝何にも無いから行く!』
と。

 結局コンビニへ。私は買うものは無いので店内をぶらぶらしてたら先刻の男が私をじっと見ているではないですか。見られたら見返すしかないので見返して『なにじろじろ見てんだよ?』と言ったら、
『見てね〜よ!』
『あ、そ〜』
 ややこしくなりそうなので店外へ出ようと向かうとガラス越しに私の後に着いてくるのが見えたので振り返るといっぱつどつかれた後、

『ゴミが気になるんだったらオマエが拾って捨てりゃ〜いいんだよっ!』
と。

 彼はそれで気が済んだらしくどこかに行ってしまいましたが、私はその台詞がさも当たり前の事のようにすら〜っと彼の口から出て来た事に心底びっくりしてしまってしばらくショックでした。

 なんでそんな理屈にかなってないことをスラスラと言えるのだろう?

Photos:Mar.'09,asagaya,tokyo,japan(Kodak)

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