2014/03/26
325『鈴なり』
昨日は私の誕生日で嫁が四谷三丁目『鈴なり』を御馳走してくれました。
久しぶりに美味い和食をいただいて、いつものごとく他の客がひけるまで飲んで大将と奥さんとだらだら喋って帰った訳なのですが、大将夫妻が下ネタ大好きなのには笑けました。
カウンター席の私の隣にまだ、マダム然としたおばさま二人が居るというのに大将、下ネタです。
『いや、まだ下ネタには時間が早いから、、、』
と私が突っ込んでも平気です。あなたテレビにも出てるでしょ、ミシュランひとつ星でしょ 。と、思いながらこれだからいいんだなあと。
客が引けた遅い時間に下ネタ満載で飲みに行きたいもんだなと思ったのでした。気持ちの良いいい店です。
Photo:Mar.'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2014/03/16
木も森も見て
洋服の撮影をしていたら若いカメラマンがやって来て私に質問しました。
彼女が撮影している洋服の胸元から垂らしたリボンが光る素材で出来ていて均一に光ってくれないのでどうしたら良いか?という内容でした。
別に良いんじゃない。そういうもんじゃないの?って私は答えました。
彼女のブースに行ってみると、なる程テラテラした素材のふにゃふにゃしたリボンです。ピンと真っすぐに伸びている訳では無いのでいろんな反射をしてしまうのは仕方が無いのです。
それをなんとかしようと彼女はレフ版を持って試行錯誤していました。
なんともなる訳が有りません。
試行錯誤するのは良いのですが私が気になったのは、
『何故そのリボンが均一に光っていなければならないとあなたが思ったのか?』
というところでした。
クライアントの意向または本人の信条からならば良いのですが、なんとなくプロの写真ってそういうもんじゃんと勘違いしてだったら間違ってるよなあと思ったのです。
クライアントの意向だったらそれなりに打つ手は有ります。
本人の信条なら大いに拘った方が良いです。私も彼女に言いました。
私達が撮っているのは服であってリボンでは無いのです。
『この写真はお前らしくない!』
と、当時撮影していたゴルフクラブのポラ(テスト写真)を見せる度に師匠に言われ 撮影し直すという作業をしていた弟子の頃を久しぶりに思い出したのでした。
ゴルフした事も無いのにお前らしくって、禅問答かよ!!と当時は思ったものです。
Photo:Mar.'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2014/03/12
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先日ネットニュースで『911の〜』というエントリを見て、
『なに、ポルシェ911がどうした?』
と開いてみたら、『9.11テロ』の話題でした。
『3.11』もいずれ私の中でそういう風になっていくのだろうなと思いました。
三年前の今の時刻、私と嫁はいわゆる帰宅困難者となって避難場所の中野サンプラザのロビーの堅い床に横になっていました。その事はまだリアルに憶えています。電話はろくに繋がらないくせに緊急地震速報の音ばかりが辺りに鳴り響いて全く寝られないまま朝を迎えたのでした。
Photo:Mar.'14,hakozaki,tokyo,japan
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