2010/01/31

タバコ断ち#2


 タバコ断ちを決意した訳ですが、何処に行ってもみんなの優しいこと。

『一本あげるよ、遠慮しないで』

 いちどきに皆がタバコの箱を私に向けます。一本づつもらって歩いたらすぐに一箱出来そうな勢いです。

 昨晩飲んでる時には二本ばかしもらって吸いました。まあ完璧にやめてしまおうと思っている訳ではないので良しです。昼間は今のところ吸っていないしそれが苦痛という訳でもありません。

 麻薬中毒患者の禁断症状の苦しみのようなものをイメージしていたのになんだか拍子抜けです。

Photo:Jan.'10,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2010/01/29

タバコ断ち


 思うところがありまして煙草をやめてみる事にしました。今朝方残っていた最後の一本を巻いて(巻きたばこなので)ゆっくりと味わった後開始です。それなりの決意で臨んではいるのですが、なんだか『ちょっとオレ出かけてくる』みたいな始まり方に拍子抜けな感じもします。

 こんなので果たしてやめられるのか?

Photo:Jan.'10,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2010/01/28

いい男



 今日、タレントさん同伴でショップ取材に行ってきました。で、ふと時間が空いた隙になにげに店内を見て回っていたら俳優の竹野内豊氏に似た男と目が合いました。

『あんなに他人に似せた格好しなくてもいいのになあ、、、苦みばしった顔作っちゃってさあ。疲れないのかな?』

なんて内心思ってたら、後で聞いたら本人でした⤵
TVで見たまんまです。

 もし私自身があんなシリアスな表情でこれから死ぬまで生きて行けと言われたら(まあ私がやったところで同じになる訳ではありませんが)疲れて仕方ないなと何故かそんな事を思いました。

 いい男はたいへんだわ。

Photos:Jan.'10,okubo,tokyo,japan

2010/01/25

『一人の男が飛行機から飛び降りる』


 バリー・ユアグロー(著)/柴田元幸(訳)『一人の男が飛行機から飛び降りる』を古本屋で見つけて読んでます。

 そういえば昔友人の紹介で東大の柴田先生の夏休み前のテストの試験官のバイトをし
たっけなあ〜と思い出しました。

 フリーになりたてでろくに仕事も無く、夜勤のマヨネーズ工場で働いてた私は実労二時間で数千円(多分5000〜6000だったかな)、しかもあの柴田元幸先生、しかも東大生の試験官!というのにつられて行ったのでした。

 行ってみると、試験官をやる人は私を除いてほとんどが東大OBのマダム然とした方々でロン毛にアロハにカットオフジーンズ、下駄という私は明らかに浮いていました。

 が、そこに登場した柴田先生はTシャツに半パン姿で妙に安心した憶えがあります。

『君の長髪は、最近キムタクとかがやって流行ってるけど、懐かしい感じがするねえ〜!』

と褒められた(?)のを思い出します。

 下駄の音が響かないように気を遣いながら試験の教室を巡回して無事仕事を終え、即金でもらったギャラを握りしめ渋谷のピザ屋でひとりビールを飲んだのを憶えています。


 そんなことではなくて言いたかったのは、この小説を手に取ったのはタイトルにつられてという事でした。多分以前にも読んでいる筈なのですが、このタイトルには惹かれます。

 CDだと『ジャケ買い』という感覚があるのでしょうが、小説に関して今や節操が無い私にとっては『タイトル買い』なのです。

 良いタイトルだよなあ、、、

Photo:Jan.'10,ikenoue,tokyo,japan

中華そば 江ぐち


 東京都三鷹市の名店『中華そば 江ぐち』が今月いっぱいで一旦店じまいだそうです。三鷹駅最寄りに住んでいた頃知人に教えてもらって通い始め、未だに個人的には『すっげー美味い!』って訳じゃないのに何故か私の心をとらえて離さない不思議な店でした。
『一旦』らしいので再開を期待して待つしかないのですが残念です。今週中に行けそうにはないし、、、

Photo:Jan.'10,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2010/01/20

井の頭線


 良い天気が続きます。

 渋谷区だとか港区だとかの取材で、しかも昼過ぎには終了って時には渋谷から井の頭線(しかも各駅停車)に乗って帰ります。渋谷—吉祥寺という比較的短い距離をつなぐこの路線に乗っているとなんとなく、『東京で生活している自分』をふと忘れてしまうのです。

 車窓から入る暖かい日差しを感じながら景色を眺めたり本を開いたりもするのですが、最終的には居眠りをこいているのが常なのです。

、、、でも終点だから大丈夫。

Photo:Jan.'10,kagurazaka,tokyo,japan

2010/01/17

無題



 目を閉じて太陽を見つめるとまぶたの裏に映像が浮かびます。

 針で傷つけまくったような紅い背景の上に顕微鏡で見た透明なミジンコのようなものが浮遊している。それは心臓の鼓動に会わせてあっちに行ったりこっちに行ったり、、、

 これは私の眼が実際に見ているのだろうかそれとも私の頭の中でイメージとして結ばれたものなのかとふと思うのですが、よく考えてみたら目の前5cmまで迫った活字は読めないもんなと納得するのです。

 そこいらへんが理系なんだよなあ〜とちと落胆するわけです。

Photos:Jan.'10,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2010/01/03

2009から2010へ




 明けましておめでとうございます。誰にともなくですが、今年も宜しく願います。


 去年の話になってしまいますが、大晦日の昼に高校時代の友人が上京して来ていたので吉祥寺で飲みました。

『昼飲みなら吉祥寺の有名焼き鳥屋『いせや』でしょう!』

と向かったのですが年内の営業は既に終わっており、仕方なく井の頭公園内の茶みせでワンカップ片手という非常に渋い再会となりました。

 なにしろ十数年ぶりの再会だったので、

『顔分かるんかいな?』
『会って何喋れば良いのだろう?』

と、様々な不安が有ったのですが学生時代の友人というのは不思議なものでそんな事は杞憂でした。学生の頃のようにたわいもない話を日が暮れるまで話して別れました。


 で、その夜に茨城にある嫁の実家に向かい年を越し松の内を過ごしてきました。


 以前にも書いた事があると思うのですが、嫁の実家は義父がA型、義母がB型、長男がO型、長女である嫁がA型、次女(3人の姪甥の母親)がAB型という血液型フルラインナップファミリーで、素晴らしく混沌としたチームです。
 基本的に会話のキャッチボールが成り立たない、、、なので、何か行動を起こそうとする度にあちこちで揉めるのです。距離を取って見てる分には面白いのですがまあ大変です。因みに私自身は、人の話を額面通り受け取るタイプのA型です、、、

 大人達だけでも混沌としているのに、加えて三人の姪甥、しかも去年はまだ一歳でコミュニケーションもろくに取れなかった一番下の甥がフルパワーで喋くりながらの参戦で
この度は例年にない程しっちゃかめっちゃかでした。

 あっちで泣いてたり、こっちでは怒ってたりと心が静まる瞬間はありませんでしたが、蓄積された負のパワーの揺り戻し作用は大きかったようで、よく笑った正月でもありました。

 大勢で集まるのは良いものです。

Photos:Dec.'09,kichijoji,tokyo,japan/Jan.'10,chikusei,ibaraki,japan