2012/08/31
2012/08/30
『最後の色街 飛田』
『最後の色街 飛田』(井上理津子/筑摩書房)を編集者に貸してもらって読みました。『飛田』とは、大阪のドヤ街『愛隣地区』に隣接した遊廓街の名称です。
話は少し逸れてしまいますが、東京の『山谷』と『吉原』(これもまた通りを隔てて隣接しています)もしかりで 社会的にマイノリティーな人達が行く場所ってのは一カ所に纏められるものだなと改めて思います。時代をさかのぼれば、昔は処刑場だったとか。
土地のハレとケというものを考えさせられます。
まあ、そういった物語を背負っている土地を歩くのが好きなので遊廓街の話にも惹かれるのですが、単なる好奇心から始まっているという事実は今のところ否めません。
この本の著者は女性で、
『売春行為が行われているのに何故放っておく?』
という立場で(現場ではうまく誤摩化しながら。だけど、なんとなく相手にバレてるのがおかしい)取材をしています。
が、取材で働く女の子達(必ずしも若いとは限らない)の境遇を知るにつれ、思いが変化して行く所が非常に興味深かったです。
男には書けない良い本だと思いました。
Photo:Aug.'12,yatsugatake,yamanashi,japan
2012/08/26
八ヶ岳の空
知り合いの声楽の先生のコンサートの撮影で八ヶ岳に行ってきました。
本番は20:00〜なのですが、ゲネプロ(いわゆるリハーサルです)が15:30〜だったので、現場の光の具合も見たいしで早くに連れて行ってもらったのですが、 行ってみたら自然光がばんばん入るチャペルで全く夜の調子がイメージ出来なく、加えて主催者の方が、
『ゲネプロに立ち会うのはちょっと勘弁して』
という事だったので急にヒマになってしまいました。
で、『久々の遠出だし』という事で近場をうろうろして写真を撮ってまわりました。
東京みたいに、『あのマンションが邪魔 !』とかいうのが無いのは良いです。よく分かりませんが、飛行機がバンバン飛んでいたので飛行機雲だらけでした。
Photos:Aug.'12,yatsugatake,yamanashi,japan
2012/08/20
2012/08/15
善福寺川緑地公園のかけら
仕事が早く終わったのでバスに乗って『善福寺川緑地公園』という所に行き、散歩してきました。
陽射しは相変わらず強いですが、日陰に入るとひやっとして気持ち良いです。
既に夕方だったからか、ウォーキングやジョギングをする人達がたくさんいました。
少し離れた暗い木陰で、立ち小便をする幼児のむき出しにされた白い尻が鈍く光っているのを偶然見かけました。
Photos:Aug.'12,zenpukuji-kawa,tokyo,japan
2012/08/14
2012/08/12
2012/08/10
遠くに行きたい。
どうやら世の中は『お盆休み』に入ったようで、電車がすいていて快適です。
今日は取材で箱崎に行ってきました。で、終了後すぐそばにあるT-CAT(東京シティエアターミナル)の喫煙所に寄ったら、これから飛行機で何処かに行くのであろう人々がスーツケースを傍らにおいてスパスパやっています。
私の傍らにも彼らに負けないくらい大きな機材をくくりつけたカートがあるのですが、 残念ながら飛行機に乗る予定はありません。
何処か遠くに行きたいなあとぼんやり思いました。
Photo:Aug.'12,hakozaki,tokyo,japan
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