2011/11/26
2011/11/24
2011/11/23
へそ曲がり
昨日は良い天気だったので、立川の昭和記念公園に行ってきました。紅葉の時季なのでひとが多いこと。しかもほとんど皆カメラ持ってるし。
公園内をぶらぶらしながら周りを見てると面白い事に気がつきました。
ひとりのカメラマンがあるポイントに立ち止まって撮影を始めると、その辺の通りがかりのカメラマン達もなんとなくそこいらに溜まってシャッターを切り始めるのです。
明らかに絶景ポイントという場所なら分かりますが、誰かが野良猫を撮影してても順番待ちの塊が出来る始末。猫逃げてるし。
私はへそ曲がりなので隅っこの方で写真撮ったりしていたのですが、振り向いたら何人かのそのそと寄って来てました。若干ホラー映画みたいな感じがして怖かったです。
へそはちょっとぐらい曲がってる方が良いかもな?と思いました。
ともあれ、久々の広い公園は気持ち良かったです。
Photos:Nov.'11,tachikawa,tokyo,japan
2011/11/19
写真は楽し
自然光で撮るにしてもストロボで撮るにしてもライティングという作業があります。これにその人の性格が反映されます。
『ここはもっと強気に行ってやろう!いじめてやれ!』
とか、
『いや、皆に分かり易く丁寧にしよう。やさしくね』
とか現場では考えるのです。
勿論仕事なのでそれ以外の事も考慮する必要はあります。が、そっちにばかりに気が向くと無味無臭な写真になってしまうのです。自分を棚に上げておいて言うのもなんですが、今はデジカメになったせいかそういうのが多いように思います。
光り物を撮影した時に写り込みが無い写真は綺麗な写真かも知れませんが良い写真かというと違うと思います。なんなら自分自身が写ってても構わんじゃんと思います。
今日化粧品の撮影をしていて、ああ写真はほんとに楽しいなと思いました。
『あ、私はシャネルみたいに造作が良くないからあんまりいじめないでね』
『どっからでもかかってきても良くってよ。だってシャネルだし!』(別にシャネルが一番偉い訳では無いです)
『どうしよっかな〜?』
とか、モノと会話をしながらやっていくのはなかなか良いです。工業製品であっても作り手の心意気ってのはメーカーごとに違うのは顕著でそれが面白いのです。いい加減な造りのモノをより良く見せようとはしないのが私の真骨頂でもありマイナスな点でもあるのですが、、、
Photo:Nov.'11,ginza,tokyo,japan
2011/11/16
大人な写真
写真の明るさを、『これでよし!』と決めるのは撮影者自身です。仕事だとディレクターやらクライアントやらの意向に従う部分も有りますが、まあ放っておいたら私はアンダー目の明るさを好む傾向にあります。
先週、割とバタバタと撮影が続いて毎晩のように現像作業をしていて気がつきました。
『ん?なんだかいつもより写真が渋いぞ』
人間も歳とって深みを増すとおのずと写真も渋くなるのかね?とちゃかしてみましたがどうも違うようです。ストロボを疑いましたが壊れてません。慌ててサービスセンターに行ったらレンズでした。ぶつけた訳でも無いのに。
取り敢えず大事に到る前に原因が分かったのでひと安心です。
『ぶつけた訳でも無さそうなので工賃程度で直るでしょう』
と言われたのに、今日の連絡では工賃の三倍の値段を告げられました。痛いです。やれやれです。
Photo:Nov.'11,iidabashi,tokyo,japan
2011/11/10
2011/11/06
ロケ準は大事
仕事で出版社のスタジオにあるストロボを使いました。
『お、新しいストロボ入れたじゃん!』
と、喜んでロケに持って行きました。ら、光量が安定しなくてシャッター切るごとに露出がバラバラ、、、デジタルストロボなのになんで?といってもロケ先なので替えは有りません。取り敢えずそんな状況下で撮影を終えました。
まあ現像で救える範囲だったので問題は無いのですが、その現像作業がめちゃ大変な訳で300カット撮影したタレントの露出をワンカットづつ合わせる為に週末の大半を使う事になりました。悔しいので飲みにも行きましたが、、、
撮影の前日に機材チェックをするのを『ロケ準』と言います。アシスタントの頃は全て組み立てて通電させチェックしていました。これ大事です。
フリーになったばかりの頃、兄弟子のストロボを借りて仕事をしていたのですが、
『ストロボは組んだけど、電源コードだけ忘れた!』
って事がありました。その時は、
『良い光が入ってるからストロボ無しで行こう!』
と言って誤摩化しました。これも案外大事です。
今週もう一回同じ撮影が有ります。トラブルの原因はなんとなく予想が付いているので今度はきちんと出来ると思います。ていうか、次回は恐らく1000カット以上になるので前もって念入りに点検します。
久しぶりにアシスタント時代を思い出したのでした。
Photo:Nov.'11,sendagaya,tokyo,japan
2011/11/04
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