2009/08/30
一枚のはがき
先日、高校時代の女友達からはがきが届いた。
十数年ぶりだ。
ただ、『今井君の事を久しぶりに思い出した』という内容の事が短く三行ほど書かれていた。
それだけ。
何かリアクションを求めている訳でもなく投げっ放し、、、相変わらずだ。
十代後半から二十代前半の一時期、彼女と私の高校時代の親友と三人でこういった手紙のやり取りをしていた。なんか誰かに伝えたかったんだろうな。今の時代ならきっとブログを書いていてたに違いない。
RCサクセションとムーンライダースとガルシアマルケスを貸してくれ、村上春樹について語り合った友人。
たった一枚のはがきで、なんだか甘酸っぱいあの頃の匂いがフラッシュバックしてきた。
夏の終わりには悪くないな、と思ったのでした。
Photo:Aug.'09,kawagoe,saitama,japan
2009/08/28
まるで分かっていてくれる。
2009/08/26
モノの値段
昨日雑誌の仕事でタレントさんを3号分まとめて撮るというのがあったので、『こりゃきっとメモリーが足らんぞ!』と近所の店にコンパクトフラッシュを購入ししに行ったのですが、8GBで3,200円とかで買えました。
あまりにも安いので(大手カメラ店で有名メーカーのモノを見たらアバウトで二万くらいはします)心配になったのですが、どうやら書き込み速度がちょっと遅いとかだったりらしいです。もともとそのメーカーのモノはひとつ使ってきていて問題無かったので購入しました(取り敢えず永久保証っていうのも付いてるし)。
実際使ってみると、結局8GBで400コマ以上(10MB以上のraw撮影換算で)撮れる訳なのですがストレス無く撮影出来ました。まあ、そんなにバシバシ撮るタイプのカメラマンでも無いし、、、とか言いながら結局全部で700コマくらい撮ってしまっていますが。
でも、何となく思う訳です、
『最近のモノの値段は分からんっ!!責任者出てこいっ!!ていうか誰か教えてくれ〜世の中のりくつを!!』
と。
元々最新の商品とか流行のモノとかにあんまり関心が無いのでなんだか『プチ浦島太郎』(なんだそれは?)のような気分になってしまいました。
ウチの近所のスーパーで扇風機が1,800円くらいで売ってたり、自転車が一万円以内で買えたり、そのくせ食材は高かったり、、、
どうなんでしょ?まあ酔っぱらいがくだをまいてるだけですけどね。
Photo:Aug.'09,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2009/08/23
おやじバンドの弱点
昨晩はバンド練習でした。で、我々のバンド『いまいはげめがね』ですが久々にイベントに出させてもらえる事となりました。11/22(日)吉祥寺スターパインズカフェのオールナイトDJイベントです。バンドは3バンドくらい出るのかな?
この会場の『スターパインズカフェ(SPC)』ですが、結構広いハコで音が凄く良いので今から楽しみです。私の安物のベースが『なんだよぉ〜お前、ほんとは良い音するんじゃないか!!』というくらい変わります。気持ちいいんだよなあ、、、
ところで、我々の今のところの出番の予定時刻ですが深夜2時あたりだそうで、、、昨日メンバーにそれを伝えたところ、
『起きてられねぇ〜!』『死んじゃう〜!』
と言われました。
私自身も最近はすっかり宵っ張りではなくなってしまったのでそんな時間までテンションをキープ出来るのかちと不安です。
おやじバンド(うちは女性も含みますが)の弱点がこんなところで出てしまいました。
Photo:Aug.'09,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2009/08/16
2009/08/15
2009/08/14
酒
泥のようにくたびれた帰り、もうテンション上がんないなって時は誰彼か知り合いの居る行きつけではなく知らない飲み屋に入ります。チェーン店にはまず入りません。適当に常連客も居るけれどそれだけで経営が成り立ってるようなのではなく、一見客もすっと入れるような風通しの良いところを見つけて、空いてれば店内をよく見渡せる席を陣取ります。
弛緩した身体にアルコールを注入し徐々に覚醒して来るのを感じながら見るとは無しに辺りに視線を泳がせます。いろんな人達が楽しそうに酒を飲み交わしている姿が見えます。まるで、テレビや映画のスクリーン越しにそれを眺めているような感じがして不思議でありながら気持ちいいのです。
私は同じ空間に居ながら渦中に居ない傍観者なのです。ひとりでぶつぶつ言いながら飲み続けるのです。
Photo:Aug.'09,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2009/08/09
陰陽
もうすぐ終戦記念日です。
山口県出身の自分にとっては広島の原爆の日が身近なおかげで夏になる度に意識せざるを得なかった訳ですが、ずっと東京に居るとそういう感覚が薄れて行くのを感じます。東京においては既に、『原爆の日』というのはただの情報の一つでしかないような感じがします。
ヒロシマ、及びその周辺地域には今でも様々な原爆体験者が生きています。直接であったり間接であったり。その思いのようなモノが八月に向けて静かに盛り上がっていくのをなんとなくですが子供なりに肌で感じていたような気がします。
なので子供の頃から、
『夏休みでベリーハッピーなのに何処か寂しい感じがするなあ』
と、いうのが私の夏のイメージでした。まあ、『お盆』もあるので他の地域の人達も案外そうなのかも知れませんが。四季の中で最もポジティブな時季に『お盆』があるのも理にかなってるような気もするし不思議な気もします。
何言ってんだろう?訳分かんなくなってんな、、、
つまるところ、終戦記念日の翌日が父の命日となってしまったので、私にとっての『夏』には死ぬまで『死』というキーワードがつきまとうことになるのだなあと思った訳なのです。
Photo:Aug.'09,soto-kanda,tokyo,japan
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