2014/07/30

夏休み






 亡父の七回忌で実家に帰って来ました。上海に住む妹と甥っ子も帰省して来ました。

 夏に帰るのは久しぶりです。くそ田舎の山口県の夏はただひたすら暑く、清々して気持ち良かったです。

 法事には従兄弟達も参加してくれ久しぶりの再会となり嬉しく思いました。親戚達と話していると、『私はこの地で育って来たのだなあ』という事を強く感じさせられます。

 だから帰省する度に『錦帯橋』の写真を撮るのかも知れません。まあ大した写真じゃありませんが撮らずにはおられんのです。

 帰京する日の昼前にひとりで近所の『錦帯橋』を見に行き、帰りにお好み焼き屋さんに寄って皆で食べる持ち帰りの広島焼きを頼みました。

『30分かかるけど待たれる?後で来んしゃる?』

と、開店したばかりなのに大繁盛でした。

『じゃあ待たせてもらうけえビール下さい』

 鉄板の上には注文のお好み焼きが何枚も並んでいます。 ソースの焦げる匂いをあてにビールをやります。手持ちぶたさに外を眺めるとガラス越しに見える道路が白く眩しく光っています。TVに目を向けると、私の母校『岩国高校』が予選優勝した事を告げています。肉体労働者と見えるおっちゃんたちは豚玉ソバ入りダブル(ソバの量が二倍)をもくもくと食っています。

 品物を受け取って帰る途中に小学6年間通っていた剣道道場に立ち寄りました。今はどうやら文化財みたいになっているようです。道場の床の下一面に瓶が敷き詰められていたのを見た記憶だけは忘れられません。踏み込んだ時に瓶が反響して良い音がするのです。

 お好み焼きを皆で食った後に甥っ子を連れ出して写真を撮ったら私も撮ってくれました。 なかなか良いよ。

 なんだか随分いい夏休み気分に浸れたのでした。

Photos:Jul.'14,iwakuni,yamaguchi,japan

2014/07/21

100円拾うてしもうた。


 昨日、近所を歩いていて100円玉を拾いました。『しまったなあ〜』と思ったのですが手にしたのでした。なんだか些細な事で自分の運を使ってしまったようで悔しかったのです。

 実は先週もスタジオの近くで100円玉を拾っているのです。その時も、『しまったなあ〜』と思いながらポケットに入れました。

 その話を昨夜飲み屋で話したらある知人が、

『それはきっと、あなたに駄菓子屋の優しい婆ちゃんみたいな霊がついてるんだよ〜。これから毎週100円やるから何か買いなさいってね』

と言いました。なかなか良い意見です。

 ですが、婆ちゃん!8パーセントの消費税が入っていませんよ!


 なんだか来週も100円拾ったらどないしよ?という気分の私です。

Photo:Jul.'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2014/07/13

Super Moon
















『スーパームーン』ていうから表に出て見てみたけれど違いが分かりませんでした。

Photo:Jul.'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2014/07/12

夏が来た!



台風が去ったと思ったらいきなりの30度越えです。炎天下の中、一日外で仕事をしてたらへばりました。

 夕方家に帰ってシャワーを浴びてビールを飲んで小一時間程寝て、近所に夕餉の買い出しに出たら町の空気が涼しくなっていました。

 いよいよ夏だなあとなんだか心地良く感じたのでした。

 今晩はつくね入りソーメンと焼き茄子に決めました。

Photos:Jul.'14,tokyo,japan

2014/07/07

還暦同期会


 先週の土曜日、長年お世話になっている編集者の中学時代の『同期会』に撮影担当で行って来ました。

『同期会』といっても只の同期会では有りません。『還暦記念同期会』なのでした。 60のおっさんとおばさん(本当に失礼ですみません、、)が約70人!

 全クラス200人だかのうちの70人だから大した出席率です。さすが区立中学校。私なんか地方出身だし、おまけに同窓会名簿にも最早記載されていないので羨ましい限りです。

 宴会の様子をスナップしていると皆、中学時代に戻っているのが感じられました。分かり易くいえば、結婚披露宴の時の若い仲間達と全く変わらないのです。

『同期会って昔に戻れて良いものだなあ〜』

と、ひとり思いながら撮影していたのです。

 がしかし、 宴会の後半に各クラス(全5クラス)ごとにひな壇に上がりそれぞれ30秒ずつの挨拶をした後にクラス写真を撮影するという段になってちょっと様子が変わりました。

 ひとり30秒と言われているのに、それぞれがまあよく喋る!

 端から見ていると披露宴で新郎の会社の上司のスピーチが70人分といった感じでした。 まあ酒も入っているので仕方が無いよなと聞いていたのですが、進行の人達が気の毒に思える程時間が押したのでした。

 このあたりだけはやっぱり還暦なんだなと思ったのでした。 面白い体験でした。そして、私もきっとそうなるに違い無いなとも確信したのでした。

Photo:Jul.'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan