2015/04/26

チャカカーンを鼻に



 いつもの飲み屋のテレビの番組で芸人がイヤフォンを鼻の穴に突っ込んで口からスピーカーの様に音を出すという事をやっていました。

 そしたらある男が、『ちょっとやってみる!』といってイヤフォンを出して来ました。

『アッパーな曲で頼むよ!』

と。

『じゃあ、X-JAPANのあの曲だな』

iPodをいじりながら言いました。

 結果、たいして聴こえませんでした。ていうか、X-JAPANってアッパーなのかよ?

『iPodだと音量に限界があるからなあ〜。イヤフォンのタイプも違うしなあ〜』

『俺のイヤフォンみたいなのが良いんじゃない?』

と、わたくし発言してしまいました。

 仕方が無いので自分のイヤフォンを鼻の穴に突っ込んで、自分のライブラリから選んだアッパーな曲がチャカカーンの"I Feel For You" でした。
思い出してみたら高校生の時に聴いた曲です。世代の違いを痛感したのでした。X-JAPANって全然知らんし。

 結局、チャカカーンもよく聴こえませんでした。

 おまけに、イヤフォンを鼻からはずすと鼻くそが引っ付いていました。まったくやれやれです。

Photos:Apr.'15,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2015/04/22

30年ぶりの袈裟固め


 仕事の帰り、タバコを買う為に中野駅で降りました。私のタバコは取扱店が限られているのです。

 北口の飲み屋がつらなる路地を歩いていると前方に若い男女がいちゃついている姿が。男はふらふらとして酔っている様に見えました。

『出来上がるにはまだ早い(時間)だろ?』

と思いながらすれ違おうとすると女のコの方に声を掛けられたのです。

『すみません助けてくれませんか?この男の人が私のスカートの中を盗撮したんです!携帯を渡してくれないんです!』



え!?

 一瞬何を言われたのか理解出来ませんでした。いちゃついて見えたのは携帯の写真を削除しようとする男から携帯を奪おうとしていたからでした。

 男の身体を押さえ、女のコから詳しい事情を聴き警察に電話するように言いました。

『なんにもしてないですって、なんにもしてないですって、、、』

 スーツがまだ身に付いていない感じの若い男はそう言いながらもがきました。

『なんにもしてないなら早く交番で携帯見せて帰らしてもらえば良いじゃねえか!俺はタバコを買いに来ただけなんだよ!』 

男の携帯を手から引きはがし私のズボンのポケットにしまいました。



『警察は?すぐ来るの?』

『なんか取り敢えず押さえといて下さいって言ってます』

と、女のコ。なんだよ〜それ?押さえるの大変なんだけど。

 女のコは近所で働くキャバ嬢でした。しばらくして同僚のキャバ嬢がやって来て、お店の黒服を呼んで来ると走って行きました。



  どんどんおおごとになって来て男ももがきまくりました。ヤバい逃げられる!どないしよ?という時に思い出したのです。

男の脚を引っかけて地面に転がしその上に乗っかり袈裟固めをきめました。

『お〜!きまったよ〜!』

自分が一番びっくりしました。あ〜押さえるの楽だわ〜。

 路地裏で寝技を披露していると地回りのおっちゃんみたいな人(ガタイが良い)が通りがかり、女のコの説明を聞き、

『にいちゃん、警察に渡すより金になる手を教えてやろうか?、、、うそうそ』

『いや、それより替わってくれませんか?いい加減しんどいんだけど』

とやってる間に、黒服登場。おっちゃん、黒服に片手を上げて『おうっ』と。やっぱり地回りだ。

 警察が来るまでふたりで押さえとくと言うのでチェンジしてもらって帰りました。



 地面に転がった時に打った肘や膝が痛いのは分かるのですが、なにしろ腹筋が痛いです。馬鹿力を出す時には腹筋を随分と使うのだなと思い知らされました。

Photo:Apr.'15,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2015/04/20

2015年だけれど1970年代


 なんだか子供の頃そこいらを駆け回っていた事を思い出しました。

Photo:Apr.'15,nishi-ogikubo,tokyo,japan

2015/04/07

増上寺の地蔵


Photo:Apr.'15,shiba-kouen,tokyo,japan