2012/09/30
2012/09/29
ボケ始めてるぞ〜
随分と涼しくなりました。ので、庭に出していた観葉植物を室内に入れました。
『寒い時期はどうやって面倒見たらいいんかいな?』
と思い、検索しようとパソコンの前に坐りました。
が、名前が出て来ない!一体これはなんて言う名前の植物なんだ?
『なんだったっけ?バオバブじゃなくて、そもそもバオバブはアフリカのモノだし。あ、沖縄にあるヤツ。マングローブ、いや、バオバブっぽいイントネーションで、、、』
答えは、『ガジュマル』でした。5分位いろいろと検索をかけてやっとたどり着けました。やれやれです。
その翌日、近所のスーパーで買い物をしていたら若い兄ちゃんに爽やかな笑顔で挨拶されました。全然誰なのか思い出せなかったのですが、『よ〜!』と答えておきました。
Photo:Sep.'12,ogikubo,tokyo,japan
2012/09/26
2012/09/23
脳細胞が〜!
一週間前にある取材でカフェに行きました。なんとなくアメリカ西海岸を意識した雰囲気の店内に置かれた椅子には見憶えがありました。
『あ〜あれね。ミッドセンチュリーモダンのヤツだよ。ロッキングチェアーのヤツいつか欲しいんだよな〜』
そこまでは頭の中に出て来たのですが、肝心の名前が出てきません。いろいろ頭をひねってみたのですがなにしろ仕事中です。諦めました。
以前、インテリア雑誌の仕事をしていた時にはパッと出て来ていたのに。まあ、今はやってないし仕方無いなとそれっきり忘れていました。
そしたら、一週間後のなんの関係も無い瞬間にそれが降りて来たのです。
『ああ、イームスだわ!』
すっきりしたのですが、それ程までに思い出したいと日々思っていた訳でもないのでなんだか不思議な心持ちでした。元々、言葉に対する反射神経が良い方では無いのですが、今回は『脳細胞がやられてきてるかも?』と思いました。
それか、朝『あれさあ〜』と言っておいてそのまんま出かけ、やっと夜に『あれ』の正体を喋り始める嫁の影響かも知れません、、、
Photo:Sep.'12,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2012/09/17
ランドマークに惹かれて
気がついたら敬老の日でした。どうりで仕事が無い訳です。昨晩急いで編集部のサーバーにアップロードしたデータは放っておかれてるのかいな?
やる事も無いので午後から両国ー本所ー業平ー錦糸町と歩いてきました。 歩いてて記憶に残ってる地名を並べただけです。三時間くらい歩きました。暑かった。
人間とは不思議なもので、何かしらの目印(ランドマーク)があると何故かそっちを目指してしまいます。結局、私は初めてスカイツリーに行ったのです。一枚目の写真は根っこで撮ったものです。標準レンズでは入り切らないくらいでかいです。生で見るとほんとにでかいです。こんなにでかくする必要が有るのかというくらいでかいです。
皆首を90度近く上に曲げ、申し合わせたように口を阿呆の様に開けてツリーを見ていました。私は開きそうになる口をぎゅっと閉じて眺めました。阿呆がばれたら困りますからね。
三連休の最終日ということも手伝ってかスカイツリー、ソラマチはえらい人手でした。結局私はトイレを借りただけなのですが、それも並ばなくてはならないという状況でした。
ビールが飲みたくなったのでよそに移動して居酒屋に入りました。
Photos:Sep.'12,sumida,tokyo,japan
2012/09/16
秋の空と男心
もう9月も半ばだというのに相変わらず暑くて、私は家に戻る度にシャワーを浴びてタルカムパウダーをぱたぱたとやっています。
そういえば、夏の初めにドラッグストアで『タルカムパウダーありませんか?』と聞いたら店員に『何語?』って顔をされました。ベビーパウダーと言えって事ですね。
毎日30度オーバーな毎日ですが、流石に空の様子は秋っぽくなって来ています。 そのせいか最近は空ばっかり撮っています。高くて青い空に純白の綿菓子みたいな雲が浮いてる様は清々しくて気持ちが良いです。
秋の空で思い出したのですが、田舎に居た時に大人から聞いた言葉を載せておきます。
『女心と秋の空、変りまするぞ日に三度。男心は日に七度』
古い記憶なので責任は持てません。子供だからからかわれたのかも知れません。それにしても、『男心は日に七度』ってダメじゃん。
分からなくもないけれど。ってダメじゃん。
Photos:Sep.'12,futako-tamagawa/iidabashi,tokyo,japan
2012/09/13
日記のようなもの
先日、『昔ちょっと写真も撮ってたんですけど』という元デザイナー氏と話をしました。もう隠居されている方だったのでカメラは勿論フイルムです。
『デジタルになってどうですか?』と聞かれました。
『色再現とか大変じゃないですか?』
『大変でしょうね』
いや、化粧品を撮る時とかはまあ大変かもなと思います。でも、フイルムの時代だとストロボの色温度に合わせてゼラチンフィルターを適時かませて対処していたわけで、だからといってそれが百点だった訳でもなく、結局まあフイルムの特性もあるし仕方が無いよとなっていた気がします。
そんな事を元デザイナー氏に話しながらはたと気が付いて語りました。
私にとって大事なのは一枚の写真に締めるシャドウ(暗部)の割合なのです。仕事以外だったら色再現なんて割とどうでもいいのです。
メモとして載せておきます。
Photo:Sep.'12,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2012/09/12
人間臭さ
カメラぶら下げて都内を歩く時には住宅街は選びません。立派なお宅を眺めても面白くないからです。(加えて、大体住宅街は駅から遠い)
『このお宅は相当あくどい事をやって溜め込んだ金で建てたに違いない』
と、僻んだところでなんの得も無いのです。
大抵、駅近くの盛り場、または商店街辺りの裏を歩きます。『裏』というのが肝です。
お店の表側ってのは新しい古いの差こそあれ、まあ綺麗にしてるものです。
が裏側に回ると、『忙しくて手が回らない』だとかいろいろ理由は有るのでしょうが案外ぐちゃぐちゃだったりします。
この状況にグッと来てしまうのです。人間臭くて良いじゃないかと思います。ていうか、自分自身がそんなだからなのでしょう。
そういえば過去に何度か、『表も裏もぐっちゃぐちゃ』っていう店に遭遇した事が有ります。
そんな時にはもうひれ伏すしか有りません、、、
Photos:Sep.'12,higashi-sinjyuku-ushigome,tokyo,japan
ROGAN
私は元来近視で乱視なのですが、去年あたりから遠視、いわゆる老眼が出始めました。で、今はかなり進行して来ていてえらい難儀しております。近視で44歳で老眼ってなんだか騙された気がします。因みに、同い年の嫁は視力がめちゃくちゃ良いけど同じ時期に老眼モードに入りました。こっちは仕方が無いなと思う訳です。
カメラには視度調節機能というのが付いているので仕事で苦労する事は無いのですが、日常がぼちぼち面倒臭くなって来ています。
先日、仕事帰りに電車に乗りました。席が空いていたので坐り、股の間に三脚が入ったバッグを縦にはさんで置きました。 で、持っていた文庫本を取り出しバッグの上に置いて読み始めました。三脚バッグは1mくらいあるので坐ると私の胸の位置くらいになります。その上に置く訳です。
これが近過ぎて読めないのです。この前まで普通に読めてたのに。なんだよ〜。
こういう時、眼鏡をおでこに上げて裸眼で読むと良く見えるというのは分かって来たのですが、家ならともかく外でそんな事、まさかオレ様が!?という変なこだわりがまだまだありまして 。
いや、すかしたあんちゃん達が眼鏡やサングラスをまるでカチューシャ代わりに頭の上に載せてるじゃないか、お前もやれば良いんだよとか思いましたが止す事にしました。
それで、本を左膝の上に置いて読む事にしたのですが、左隣の若いおねいちゃんの右膝を触りかねない距離感だったのでそれはそれで気を遣い、結局寝る事にしたのでした。
仕事帰りに本を読むのは諦める事にします。
Photo:Sep.'12,nishi-ogikubo,tokyo,japan
2012/09/09
夕立
九月になったというのに相変わらず暑いです。流石に暑さの質は変わって来ていますがなにしろ湿気がたまらんです。
私の大好きな荒井由美の古い曲『晩夏』なんかを聴きながらクールダウンという気にはなれません。(ほんとはお盆が過ぎた頃に過ぎ行く夏を愛おしみながら聴くのが常だったのですが、、、)
話が逸れましたが、最近急に降る雨を『夕立』とは呼ばず、『ゲリラ豪雨』と言うようになって来ています。いや、その言い方の方が合っていると思うので文句が言いたい訳ではありません。
が、 ちょっと思ったのです。『夕立』という言葉が通じなく時代が来るのかもなと。
私はたまに落語(古典落語)を聞くのですが最初の頃、話の中にときどき登場する『へっつい』という言葉の意味が分かりませんでした。『かまど(竈)』という事なのですが、これを知った時に、
『うちのじいさん達はなんの引っかかりも無く理解出来たのだろうな』
と、思ったのです。(いちいち引っかかってたら落語は楽しめません)
言葉はどんどん変化していきます。理屈では分かっているつもりです。
が、自分が使っていなかった『へっつい』は別として、私が子供の頃に使っていた言葉がこれからどんどん若い人達には理解出来なくなって行くのだろうなと強く思ってしまったのです。
酔っぱらった頭でひねり出した、もうひとつの死語になりそうな言葉が『はたき』です。本屋で立ち読みをしてると店主にぱたぱたやられるあれです。実際ぱたぱたされた人は少ないでしょうが、それはその言葉が持つ(持たされた)イメージなのです。
『夕立』しかり、『へっつい』しかり、それぞれの言葉はイメージを背負っています。それが伝わらない時代、共有出来ていない人達にどんなに大声で叫んでも背負っているものを伝える事は出来ません。
なんだかとりとめもなくなりましたが、歳とったってことなんだなと思う次第です。やれやれです。
Photo:Sep'12,oji,tokyo,japan
2012/09/07
におい
午後から暇になったので久々に都電荒川線に乗ってきました。雷の音が遠くに聞こえる中、方向感覚を麻痺させる様に斜めに入り組んだ路地をiPhoneの地図アプリを頼りにうろうろしました。強い湿気も手伝って頭がくらくらしました。
そんな路地裏を歩いているといろんな匂いがする事に気がつきました。
角を曲がるといきなり猫の糞尿の強い臭い。かと思うと、遅めの昼飯に焼き飯を炒める匂い。でかいどぶ川を何故かヘルメット姿の作業員が高圧ホースでかき混ぜる事で辺りに漂う汚水の臭い。
子供の頃には当たり前に嗅いでたにおいなんだよなとなんだか懐かしくなりました。
Photos:Sep.'12,ohji/arakawa-yuen,tokyo,japan
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