2012/06/10

空手チョップ


 地デジ化に移行してから久しいですが、ウチのTVはケーブルに加入しているのでいまだにブラウン管です。『92年製』と書いてあるから20年選手ですな。実はこれは頂き物で、嫁が持っていた『95年製』が去年だかにご臨終された後に譲って頂いたものです。

 まあ、ウチはそんなにTVに執着も無いので(録画もしないし、DVDも滅多に見ない)映ってくれさえすれば良いのです。

 そんな20年選手ですが、最近電源がプツンと切れる事が増えました。切れるのですが、待っていると思い出したようにまた電源が入るのです。

 最初の数回は私ひとりの時に起こりました。『なんじゃこりゃっ!?』と思って、嫁に『最近電源切れるよな』と言ったら『知らないよ』って言われたので、

『もしかしたら、死んだ父親が『たまには墓掃除に来い!』とTVを使って知らせているのかも?』

と思いましたが、ついに嫁にも同じ事象が起こりました。

『TVが壊れた〜!』

 トイレでゆっくりうんちしてる時にそんなに騒ぐなよ〜と思いながら、

『そのまま待ってたらすぐつくから』

とベテラン然として答えました。そして、ベテランは実はもう一歩先のテクニックも習得しているのです。

『待ちきれない時にはTVに空手チョップをくれてやる』

効果てきめんです。そして、幼少期を思い出します。

 まあTVはそろそろ買い替え時なのでしょうが、デジタル家電に空手チョップをくれてやったら良い方には転ばないだろうなとふと思った次第です。

 それまでは空手チョップしまくります。

Photo:Jun.'12,nishi-ogikubo,tokyo,japan

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