バンド練習にギターが『次はこれをやりたい』とCDを持って来た。RC サクセションのアルバム"BLUE"の『多摩蘭坂』だった。高校生の頃から一所懸命に聴いてたアルバムだった。いや、シャレじゃなくたまらん...
こんなこと今更大きな声で言っても恥ずかしいだけなのだけれどオレ(38歳です)たちの世代ってのは清志郎しかり村上春樹しかりで、
『男が弱いところを見せながらも...』
ってのが格好良かった時代だったのではないかと思う訳で、がしかし『...』のあとが大事なのだけれどもそれを大いに引きずっているわなとしみじみ思うわけでございます。
村上春樹がなにかの作中で、
『貧血気味なハイミスの女教師なら相手にしてくれるかも知れない』
みたいな事を書いてたのを高校生の頃には理解出来なかったのだけれど最近はなんかああ分かるなと(貧血気味な女教師の方が読まれてたらすみません)そういう感じです。
例によって酔っぱなので飛躍しているかもしれませんが、実は素面でも頭の中はこんなもんなのでまあ良しとします。
Photo:Sep.'06,kichijohji,tokyo,japan
2 件のコメント:
「BLUE」は、良かったねぇ〜。
いいアルバムってのは、1曲目のイントロからカッチョよかったりしますが、
オレにとっては、BLUEもそんな1枚。
当時まだレコードでしたが、針を落とした直後に、もうシビレました。
「多摩蘭坂」もそうだけど、このアルバムってなんか物悲しい。
坂の途中の借家住まいなんて、悲しすぎ。
世代が近いとおんなじなんだな。
学生の時分はバイクでよく多摩蘭坂に行ったもんです。
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