よく利用する近所の焼き肉屋に久しぶりに行った。今まで余り気にしていなかったがここは有線で８０年代の洋楽を流していた。気がついて『懐かしくていーじゃん』と思ったのだが、焼き肉に対峙していると合間合間にそれが聞こえて来て、私を過去に引き戻すのだった。小学生の頃布団のなかで聴いたオリビア・ニュートン・ジョン。高校時代の仲間と朝までシケモク吸いながら聴いたビリー・ジョエル、彼女が貸してて言ったから貸してあげたのに『よく解らない...』って帰って来たランディー・バンウォーマー...
”肉を食っているのにセンチになってる場合じゃない！肉に集中しろ！”
自分にそう言い聞かせ、曲が替わる度につぎつぎと現れるフラッシュバックと戦いながら肉をひっくり返す私なのでした。秋だからなのか？
Oct.'05,nishi-ogikubo,tokyo,japan
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