最近は帰りが遅い事が多いのでなかなか実現出来ませんが、開店したばっかりの飲み屋に行くのが好きです。
大抵は五時開店。集まるのは早めに仕事を終えた人、休みだった人、または既にリタイアして御隠居さん然とした人達。立場はそれぞれだけれども、おそらく皆その日の”最初の一杯目”を注文する訳です。
初めての店だと誰と口をきく訳でも無いのですが、『なんかそれぞれいろいろあった一日だっただろうけれどお疲れさん』という気分になります。
九時〜十時の飲み屋では既に二軒目〜三軒目の客も混じっているのでこのシンパシーは感じられません。
『煮込みちょうだい』
『ポテサラね』
『刺身もらおうか』
他のお客さんの注文を聞きながら自分の作戦を練ります。早い時間のお客さんはまだ出来上がっていないので、『〜でいいや』なんてぞんざいな注文はしません。よく聞いているとその店のお勧めがなんとなく分かって来ます。
他のお客さんと店主のやりとりを聞きながら飲むってのもなかなか良いです。
ただ初めての店に偶然口あけで入ってしまった場合、
『もしここの店主が験を担ぐ人だったら果たして私は良い客なのだろうか?』
と、その後の来店者数を気にしながら飲んでしまったりでなんだか余り塩梅が良くないのです。気にし過ぎでしょうが、、、
Photo:'14,nishi-ogikubo,tokyo,japan
0 件のコメント:
コメントを投稿