2011/09/19

『ボンッ!!』てね

今日というか、もう昨日ですがお台場の方のでかいスタジオでタレントさんの撮影をしました。持ち時間が20分で被写体は二人でバリエーションも欲しいという内容だったのでスタジオマンにもセッティングを頑張ってもらって挑みました。

ライト4発にキーライト1発でジェネ(ライトの電源みたいなものです。数が多い方が安定します)3台っていうのはちょっと『えっ?』って思いましたがスタジオに常駐の人間の判断だしなにしろ時間が無いのでそれでスタートしました。

最初はなんの問題も無く進んでいたのですがなんだか撮影が乗ってきたらシャッターを切るテンポが上がってきちゃって、スタジオマンに『ちょっと早過ぎます』と言われまあ気にしながらもやってて自分なりのラストカットを撮り、

『おっけ〜気が済んだ、お疲れ様!』

と言ったか言わないかのタイミングで『ボンッ!』っていう音がしたのです。ジェネが一個飛んでしまったのでした。シャッターを早く切り過ぎたせいでジェネがついて行けなくなったのです。焦げ臭い匂いがスタジオに漂いました。

スタジオマンは私の終了の声が聞こえなかったらしく、『すぐ新しいの持ってきますから!』とか言ってるし、タレントさんも終わったんだかどうなんだか理解出来てないしで、結局もう一回終わりを宣言したのでした。

ともあれ、なかなか凄いタイミングで飛んだもんです。まあ最近はめったに無い事なのですが。

私がスタジオマンだった頃は梅雨になると爆発(本当です)したり漏電したりありました。あの頃のカメラはボディーが金属で出来てたから漏電してる時にファインダーのぞくとおでこがピリピリしたりしたのです。

そんなことを久しぶりに思い出しました。

Photo:Sep.'11,haneda,tokyo,japan

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