雑誌の仕事で、”サカナクション”というバンドのボーカルのインタビューに行きました。そこで面白かったのが、
『バンドが一曲終わるごとに、”イェ〜イ”とか”アリガト〜”っていうのって客の立場からしたら、”なんだよ〜せっかくノってんのに〜”って思っちゃうんですよ。だからウチらは例えば一曲終わってもドラムだけはキックを踏み続けて次に繋いじゃうんです』
みたいな事を言ってたとこで、おっさんからしたら『あぁ〜新しいし正しいかも』と思ってしまったのです。
クラブで遊んでいたコたちがバンドを組んだら、結果論ですがそうなる事は自然だと思います。
だけど、先達から延々と引き継がれて来た”バンド”の様式美のようなものもあり、案外大半は迷いも無くそれに従って活動しているのだとも(多分)思うのです。
団塊の世代出身で作家である父のもとで育った彼は、父から『何が好きで何故好きなのか?』というこだわりにおおいに影響されたと語っていましたがそういうところから来るのだなと感じました。
自分の好き嫌いをはっきりさせとく事は大事だと思います。他人に披露する必要は無いけれど。
面白いインタビューでした。
Photo:Mar'10,kichijoji,tokyo,japan
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