年末に知人の画家が亡くなったと聞きました。『画家』といっても会うのはいつも飲み屋でべろべろで画の話なんかした事も無いし、作品も観た事がありませんでした。
それで家に帰ってネットで検索してみました。
ギャラリー愚伶の西村宣造展「WHO ARE YOU? self-portrait」
無断でリンクを貼らせてもらっています、すみません。なにしろ、宣造さんにはHPとかがどうやら無いのです。銅版画家である彼が60代最後の歳を迎え、鉛筆で描いたという自画像に強く打たれました。死を予感していたのかも?という想像も出来るでしょう。そんなの抜きにしても素晴らしい作品だと思います。創作に対して真摯に立ち向かっているのがストレートに伝わって来ます。身体が震えました。
御冥福をお祈り致します。
と、この話の流れで自分の写真を載せるのは本当に嫌なのですがどうしても私も撮りたくなったのです。
庭に残った雪も手伝って良い光が室内に入って来ている今だろうと思って撮ったのですがうんざりです。まだまだガキです。
ただ、自画像ってのは鏡だなと思いました。
『お前、もっとしっかりしろよ!』
と言われてる気がしたのでした。自画像は定期的に続けようと思います。
Photo:Jan.'13,nishi-ogikubo,tokyo,japan
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