夏日の泡

　デジカメのセンサークリーニングで銀座へ。最近大量にブツ撮りをするようになったので、まめに掃除しておかないと後が大変なのです。『化粧品に黒いシミが！』とかね。

　途中、雪駄がダメになったのでいつもの中野の履物屋へ。きれいに踵で履けてますねえと、店のおばちゃんになんだかよく分からないが褒められた。

　カメラを預けて遅い昼飯で中華屋へ。二時を回っていたので店内は空いていて、中国人の女店員がでかい声で喋りながらまかないを食べていた。喋るか食べるかどっちかにすれば良いのに、、、

　暑かったので生ビールをたのんで、大江健三郎『”雨の木”を聴く女たち』をゆっくり読む。非常に面白い本だ。が、あちこちで使われる持って回った表現はなんだか作者の性格をかいま見るようで、多分私と馬が合うタイプではないのだろうなあと実に失礼な事を考えた。

　スーラータンメンをたのんでみたが、可もなく不可もなくといった感じだった。

Photo:May'10,okubo,tokyo,japan